2016年2月29日月曜日

大地の再生講座

先日、矢野智徳さんの『大地の再生講座』に参加してきました。

植物が育ちやすい土地にするために
水と空気の流れを意識した考え方。自然に見習う方法。


実際に畑に出て、
水と空気の流れをよくする溝切りの作業をしながら学んだこと。

○○○

泥水の出る大地、空気が詰まって、動きにくい大地。
雨が浸透しても抜けにくい。

水が停滞してガスが溜まり灰色の悪臭を放つ土になる。(グライ層)

水の溜まり具合、水の通りの良くなった柔らかい土の肌触り、良い土の香り、
など五感を通して自然を感じることが大事。

数字に頼ると感覚が鈍る。

畝はかまぼこ型が理想。
その土地の山の形を意識する。

ゆっくりと水が動くことが大切。
 
溝はところどころ深く掘り、タテの空気の流れもつくる。
大きく蛇行する川のように水切りの溝を掘っていく。

雪や水が溜まっている落差分、溝を切る。
空気の流れで水が引っ張られる。水が動かなくとも脈を作る。

溝をつなげるだけで表層5〜10センチ土が柔らかくなる。
堀った溝に炭と木の枝を積めると効果的。

大地の再生は、土と石と木。
無機物に有機物を混ぜることで空気が通るようになる。

畑に溜まる水が澄んだ水になるように。

小さい空間の改善が大きい空間の改善につながる。
泥悪の消える大地に足下から変えよう。

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