2014年12月11日木曜日

雪が降り





畑にはもう雪。

種まきと収穫の波に
もまれもまれて、もう冬です。


雪の下にはまだまだ
キャベ子さんやブロ男君たち大勢のお野菜さんが待っています。
が、雪がとけるまで束の間の休息!?

2014年7月31日木曜日

綿花


綿花。

知人が活動している無農薬綿プロジェクトに共感して、
今年は綿を育てています。
綿は写真の白い花と紫のきれいな花を咲かせるんですね。
一株から二色の花を咲かせるからおもしろい。

ところで先日『ヴァンダナシヴァのいのちの種を抱きしめて』
という映画を見てきたんですが、
インドの活動家ヴァンダナシヴァさんの話をまとめたような作品で
これがすごくよかった。
ヴァンダナさんの言葉で色々なことが再確認できたり、つながったりしました。
彼女の活動は財閥を敵に回す取り組みなので、すごく危険なんだけど、
僕も敬愛するガンジーの思想が根底にあり、非暴力、愛をもって
世界のおかしな仕組みに抵抗する姿に感動しました。



この映画で、遺伝子組み換えのことについて触れていますが、
今インドを始め世界的に遺伝子組み換え作物が存在しています。
遺伝子組み換え作物が人間や環境へ与える影響、
安全性については僕は詳しく分かりませんが、
こんな不自然なものを体にとりいれる気には全くなりません。
もともと自然界にないものを作り上げる必要性はどこにあるのでしょうか。
安全です!というのは、いつも嘘ばかり。
また、誰かのお金儲けのためなのでしょうか?

そして、驚いたのが僕らの着ている服です。
日本の綿はほとんどがインドからの輸入に頼っています。そして、
インドの綿の96パーセントが遺伝子組み換え作物なんだそうです!!

いくら食べていなくても体に触れるもの、しかも知らず知らずのうちに
遺伝子組み換えの方にお金を流してしまっていたのです。。
これはもう悲しい事実ですね、、


今年、八百楽で採れた綿は
服を作っている友達に渡して靴下や服を作ってもらう予定でいます。
自分たちの周りで、自給することができれば、物やお金が回っていくことが
やっぱり良きかなと思います。すこしづつでもそういう方向に動いていくのが、
ヴァンダナさんの言う、“抱きしめること”なんだと考えています。

2014年6月12日木曜日

田畑転換  

ようやく雨が降りました。
ここ最近まとまった雨が降らず、
野菜にも人間にも耐えの時期でした。
ようやく恵みの雨とはこのこです。



さて、
今年は田畑の転換に挑戦?しています。
もともと、その田は慣行の農法で米づくりをしていた所です。
僕が小さい頃から食べてきたお米もここで育っていました。

が、
びっくりしました。というのも
土が固まりやすく、草もあまり生えて来ない。水はけも悪い、、
いわゆる痩せ地でした。長い間有機物が入っていなかったのでしょう。
こういう所でも米ができていたのですから更に驚きです。
いや、分かります。
これまでここでお米を育ててくれていた人の気持ちも、感謝です。

ひとまず有機物を補って、豆を植えることにしました。
豆は土に窒素を取り込んでくれ、痩せ地でも育つすごく頼もしい奴です。




せっせと豆。
時代によっても野菜の育て方は変わってくるのでしょうか。
また人それぞれ食に対して求めるものが違うし、どうしていくべきか?

長い目で見て、もちろん栽培が目的ですが
ここがまた自然豊かな畑になればいいなと思いました。

2014年5月24日土曜日

植えてうえて

苗を植えて
豆を蒔いて、ひと段落。
色々な草もたくさん伸びてきました。

日々、野菜の成長にも驚きです。






2014年4月23日水曜日

春、芽生え

今年の桜は本当に綺麗でしたね!





春は農家の目覚めの季節、そして芽生えの季節。
 

久々に外に出て体を動かして汗、
期待に胸膨らませて種を蒔き、
新しい芽が出てきた時の感動は格別です。

春は喜びに溢れています!





2014年3月31日月曜日

自然育苗

長野の安曇野へ、自然育苗の講座に行ってきました。
先生は自然に添った栽培を実践、普及されている竹内さん。




いかに自然に近づけて育てるか?


育苗は人間で言えば赤ちゃんを育てるようなものなんで
植物にとってもすごく重要でデリケートな時期です。

本来は植物から種が落ちて、発芽の条件が揃うと自然に芽を出します。
だから、人工的に自然な条件を作り出してあげなければなりません。


例えば、ナスはインド原産で暑くて朝晩の気温差があるのが自然。
温かくするのはもちろん、あえて温度変化をつけることで自然に育っていきます。
これは、育苗を終え畑に出た時にも大きく影響していきます。
不自然に育った苗は最後まで不自然。ずっと手を加えてあげなければいけません。



人工的に自然をつくり上げることは難しく色んな矛盾もありますが、
それを乗り越え、自然とは何かと考えながら手を施す作業は
人間が植物に歩みよる、大切な第一歩だと思いました。


2014年1月1日水曜日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。

新しい風、吹かせていきましょう。

本年もどうぞよろしくお願いします!!