2017年6月8日木曜日

いちご狩りを終えて

いちご狩り沢山の方に来て頂きありがとうございました。

僕らにとって、いちご狩りの二週間の期間というのはお祭りのようなものです。
一年間、地道に作業をしてきて、いちごがちゃんとなるのか?
ハラハラドキドキ。そして真っ赤ないちごが華やかに畑をいろどり、
沢山のお客さんが来てくれる。本当に幸せな時です。

毎回ですが、いちご狩りは直接食べて頂く人の声や顔が見えて
お客さんの喜ぶ顔や、話を聞く機会があるので、
育てている側としてはこんな嬉しいことはありません。

豊作!甘い!今年のいちご


manchsさんのいちごを使ったお菓子も

子供たちも沢山来てくれました

おにぎりやチャイを出してくれた
月桃食堂ひろみちゃん

今回、子供が食べ物にアレルギーがあるというお客さまの話をよく聞きました。
しかも驚いたのは食べものに対してではなく、農薬や化学肥料に対する
アレルギーがあるということです。
例えば、同じいちごでも、農薬や化学肥料を使うものは食べられず、
無農薬のいちごは大丈夫という方がけっこういらっしゃいました。

これは多分ですが、親世代やその前の世代が残農薬や肥料をとっていたことに対する
遺伝子レベルで抵抗反応が出ているということだと思います。
体に入る不審物を取り除こうとする進化といえます。

ここで思ったのが、食べ物のアレルギーを持っている人でも
実は農薬や肥料に対してのアレルギーなのかもしれないということです。
今の世の中は農薬や肥料を使った大量生産が一般的ですから、
そのことに気づかずない人も多いのではないでしょうか?

このようにやはり農薬や肥料は体に入ってしまっています。
体に入るものに対しての国の農薬基準はやはり見直す必要がありますが、
その前に皆さんも自分のため、祖先のために
食べるものに対する意識を高く持っておく必要があると思います。
今は安心なものを信頼のできる人から買うか、
自分で野菜を育てることは大切だと思います。

僕自身は一般栽培の野菜もありがたく頂きますが、
やはり無農薬野菜が一般的になるのが理想だと思っています。
安心して食べ物を食べて元気に暮らせるように
今の時代に合わせて食べ物もシフトチェンジしていきましょ!