2017年12月4日月曜日

土塗り完了


春から取り組んで来た土塗りが完了しました!!
まずは沢山の手を貸してみんなに感謝です。ありがとう。



お金と時間があればチャッとできるんやろうけど、
自分たちでひとつひとつ土を捏ねて塗っていく。
その跡がしっかりとアースバックに刻みこまれ、
想いをかけて塗り込んでいくとより愛おしく、
まるで生きているような佇まいになってきました。
土から生えてきた?タケノコのようなキノコような、



荒削りだけどそれが逆にいいこともある。
それぞれにストーリーがあるのはその時やった人にしか分からないけど、
それが滲みでているから、生きているような雰囲気を出している気がしてます。

春に塗ったとこには緑の苔が生えてきてるし、今後の変化も楽しみ。
多分、冬に雪が積もり所々壊れていくとこもあるだろうし、
水漏れもまだまだ問題なんだけど、それもこれも
セルフビルド、自然建築の悪い面であり良い面でもある。

来年からここでなんかやっていきたいな〜という夢を抱きながら
まだまだアースバック建築の旅は続く!!

2017年9月4日月曜日

秋が来た!?

今年は雨が多すぎて、夏を感じられないままに秋が来たので
どうも夏が終わった〜と実感もできないのであります。


今日の収穫。
トマトやキュウリ、夏野菜がほぼ終わりました。
全国的にも日照不足、長雨で野菜が採れず、
八百楽農園でも夏野菜はあまり収穫もできないまま、
風のように過ぎさっていきました。

なかなか野菜を多くの皆様にお届けできなくて残念です。
なにもしなかったわけではなくそれなりに足掻いておりました。

肥料も農薬も用いない自然栽培。自然栽培でも野菜は充分育つ!
ことはこれまでの経験でもよく分かりました。
ただ、天候には大きく左右されてしまいます。
これはどうしたらよいものか、、
理想と生活という現実のはざまで農家の悩みは続きます。

こだわりすぎもよくないので、
もう少し頭を柔らかくして農に励んでみようと思います。

今年は種をつないでいくのに必死で、
ようやくなったひとつの実を大事にして種を採っています。
いちごの植え付けの準備も進めています。
苗床の草むしりや、畝立てなどこれからもやることは沢山あります。
気持ちを切り替えて、未来の収穫に想いを託していきます。



2017年8月3日木曜日

八月、土塗り強化月間!

一昨年から計5回のWSを経て、
積み上がりましたアースバック!!
みんなの夢をのせたアースバック号。
建築が滞っていましたが、久々に発進。
八月はやります!土塗り強化月間!!!

 外壁の土塗り、内壁の土塗りをやっていきます。
土を団子にしてコネコネ、壁にぺたぺた。
土セメントというものを作って塗っていきます。
一緒にやってみたい方も、募集中です。



 【アースバック土塗りWS】
日時:8月いっぱい 毎日午後から作業予定
   事前に連絡頂ければ参加OK
持物:汚れてもよい服装、手袋
場所:八百楽で検索、もしくはヨッテカーレお待ち合わせ
お問い合わせ:yaorafarm@gmail.com


※宿泊される方はご相談下さい。お部屋もご用意できます。キャンプは無料になります。
※作業中の不慮の事故においては責任を負いかねますのでご了承下さい。

2017年7月31日月曜日

自然養鶏

ご無沙汰しておりました。
草に追われ、暑さとの戦い、百姓にとって忍耐の夏であります。

さて、八百楽では去年からにわとりを飼い始めています。
始めは雄鶏と雌鳥、つがいで二羽。

最初は飼い方も分からず四苦八苦。
餌は自然の草を中心にして、米やトウモロコシなどもよく食べています。
農園で出る野菜くずも鶏がいれば、無駄になりません。
何が好きなのか研究しながら、身の回りにあるものでまかないます。
というのも、何を食べるかで卵の味も大きく変わるからです。

目的はもちろん卵がメインですが、にわとりさんの鶏糞はよい肥料にもなりますし、
遊ばせておくと、足でひっかいて土も耕してくれます。
循環する農業をするうえで欠かせないのです。

まだまだですが、鶏を飼いだしたことでここにも
循環の輪が生まれたのを確実に実感しています。

飼っているのはオカザキオウハンという種類の鶏。
白い鶏より大きく、肉も食べられるし卵も美味しい種類です。
今年の三月に二羽の親のつがいの卵からヒナを孵して、
今では沢山の鶏で賑やかです。




今年、秋には美味しい卵を皆様にもお届けできると思いますので
お楽しみにしていて下さいね。


2017年6月8日木曜日

いちご狩りを終えて

いちご狩り沢山の方に来て頂きありがとうございました。

僕らにとって、いちご狩りの二週間の期間というのはお祭りのようなものです。
一年間、地道に作業をしてきて、いちごがちゃんとなるのか?
ハラハラドキドキ。そして真っ赤ないちごが華やかに畑をいろどり、
沢山のお客さんが来てくれる。本当に幸せな時です。

毎回ですが、いちご狩りは直接食べて頂く人の声や顔が見えて
お客さんの喜ぶ顔や、話を聞く機会があるので、
育てている側としてはこんな嬉しいことはありません。

豊作!甘い!今年のいちご


manchsさんのいちごを使ったお菓子も

子供たちも沢山来てくれました

おにぎりやチャイを出してくれた
月桃食堂ひろみちゃん

今回、子供が食べ物にアレルギーがあるというお客さまの話をよく聞きました。
しかも驚いたのは食べものに対してではなく、農薬や化学肥料に対する
アレルギーがあるということです。
例えば、同じいちごでも、農薬や化学肥料を使うものは食べられず、
無農薬のいちごは大丈夫という方がけっこういらっしゃいました。

これは多分ですが、親世代やその前の世代が残農薬や肥料をとっていたことに対する
遺伝子レベルで抵抗反応が出ているということだと思います。
体に入る不審物を取り除こうとする進化といえます。

ここで思ったのが、食べ物のアレルギーを持っている人でも
実は農薬や肥料に対してのアレルギーなのかもしれないということです。
今の世の中は農薬や肥料を使った大量生産が一般的ですから、
そのことに気づかずない人も多いのではないでしょうか?

このようにやはり農薬や肥料は体に入ってしまっています。
体に入るものに対しての国の農薬基準はやはり見直す必要がありますが、
その前に皆さんも自分のため、祖先のために
食べるものに対する意識を高く持っておく必要があると思います。
今は安心なものを信頼のできる人から買うか、
自分で野菜を育てることは大切だと思います。

僕自身は一般栽培の野菜もありがたく頂きますが、
やはり無農薬野菜が一般的になるのが理想だと思っています。
安心して食べ物を食べて元気に暮らせるように
今の時代に合わせて食べ物もシフトチェンジしていきましょ!

2017年5月10日水曜日

いちご狩りのお知らせ

今年も開催させて頂きます!!

やおらのいちご狩り。
無農薬、無除草剤、自然栽培
手間暇、愛情たっぷりかけています。


畑は沢山の草や虫、高台の風景、とても心地よい畑。
もちろん畑でもぎたてを食べて頂くのが一番おすすめです。

去年から冬を越え一年間、大切に大切に、時に厳しくも育ててきました。
だから沢山の人に味わってもらいたいです!

路地栽培のいちごは期間は短いので、この機会にお見逃しなく。
皆さまのお越しを心よりお待ちしていますね。



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*日時
5月18日(水)〜5月いっぱい(いちごがなくなり次第終了)
9時~16時

*料金
大人1200円 子供1000円
3歳未満無料

*場所
南砺市立野原西の畑 ↓地図↓



*お問い合わせ
yaorafarm@gmail.com
090-7088-7411
予約も受けつけています。

2017年4月21日金曜日

種のはなし

春を迎え、沢山の種を土におろし、子どもたちがすくすく育っています。

友達からこんな嬉しい話を頂きました。
結婚パーティーの引き出物で種をみんなに渡したい!そこで農園から種を提供して欲しいというものです。僕は最初は引き出物が種でいいの?と思いましたが、
みんなに種から野菜を育てることを体験してもらいたい、広めたいとの想いを聞いて感動。快く引き受けさせてもらいました。


今、スーパーに出回る野菜のほとんどはF1という種からできた野菜。
F1は大量生産のため育だてやすいように改良された種。この種は無精子症の株を使った交配が主で、不自然な種ともいえます。

その他に種を採って繋いでいく固定種や在来種という種がある。個性を持った野菜の種で種類別に名前もついている。
今回お渡しする種はすべて固定種、在来種の種を無農薬の自然栽培で育てた野菜から自家採取した種です。
自家採取する種はだんだんその土地に馴染んでいき、自然栽培にも強くなっていきます。単純にちゃんと育ったものから選抜されているからです。つまり自分で野菜を育てつないでいくとだんだん野菜も育てやすくなっていくということよ。


上の写真左上から時計回りにトマト、ミニトマト、ナス、ピーマン、オクラ、いんげん、きゅうりの種です。
時期的には五月いっぱいまでが植え時かと思います。一晩水につけてから土に植えてあげると発芽もよくなりますよ。土が乾かない程度に毎日水をあげて、挨拶して下さいね。


誰にでもつながる食のこと。今回、種をつなげる粋な計らいは大賛同です。
僕自身、種から野菜を初めて育ててみた時は大きな感動があったのを覚えています。
芽が出た時の神秘、それから毎日の成長も楽しみだし、野菜って種から育ってできているんだっていう当たり前のことを感じたり。なにより収穫の喜びは格別でした。

自分たちで育てて何がよいのか見つけ出して、食や環境問題のことももうちょい意識していきたいですよね。家庭菜園はその第一歩だと思ってます。

小さな種まき、大きな革命!
ぜひ!

2017年3月13日月曜日

お味噌


去年仕込んだお味噌。
一年発酵熟成にて完成です。

半年前に食べたらただしょっぱいだけだったのが、
一年経つとなんとも芳醇な味わいに!

自然栽培のつるのこ大豆と厳選した素材。
遺伝子組み換え大豆が世に侵入している昨今。
やはり手づくりは安心だし美味しい。

二年程熟成させるとどんな味になるのだろうか。

お味噌汁が楽しくなりました。


2017年2月25日土曜日

米をしばらく食べてみて

おひさしぶりです。もうすぐ春ですね〜。

雪が畑に降り積もっている間は、思い切り羽伸ばし。
今年は雪も多くたくさん山に行き滑ったり、出稼ぎをしたりと。
また春に向けてジョジョにチャンネルチェンジしています。

さてさて、冬の間に毎日の生活。
昨年栽培に成功した自然栽培のお米を毎日食べていました。
4ヶ月程食べた感想です。

千石黒大豆と一緒に炊き込み
まずこのお米はコシヒカリでもそんなに甘さはないのですが、
芯がしっかりしていて炊いた次の日にもしっかりしていて美味しいです。
生命力がある感じがします。生きている?
しっかりしているので、少し水分を多めにしてもびちゃ〜とはならず、
水分多めで少しもちっと炊くのが自分好みです。

一粒一粒は小さめですが、一粒にパワーがある印象です。
今年の冬は風邪もひかず、体調や便通もよいです。
もしかしたらこのお米のおかげなのかなと思っています。

毎日食べる米だからこそ、しっかりとしたものを食べていきたい。
それが体にも心にも原動力になるから。
また今季もよいお米、野菜を目指していきたいと思います!!

www.yaorafarm.com