2012年10月27日土曜日

ふりだし塾

長野の大鹿村にある、
ふりだし塾という所で10日間程イソーローさせてもらいました。




ここ、ふりだし塾は自給自足を実践されている所です。
そして、人を受け入れてくれて一緒に生活をします。
他人を受け入れるのはとても大変だと思いますが、それでもずっと続けておられます。

自給自足なので農業はもちろんのこと冬場は建築をして、
ここにある家もほとんどセルフビルドだそうです!!
(本家、八角堂、ヤギ小屋、鶏小屋、イソーロー住まい等、)すごい。
最初は森を切り開くことから始まったそうです。気が遠くなるような話ですね、


僕が行った短い間でも、ほんとに色んな仕事がありました。




朝、ヤギの乳しぼりから始まります。これがほんとに難しく、
しぼる技術もですがヤギに認めてもらうのが大変でした。
最初は暴れてテンデ駄目です。乳を搾ってもいいよ、
となるまでコマメに挨拶をしに行きました。
たまにクローバーをプレゼントしたり、歌を聞かせたりです。
一人である程度、搾れるようになった時は本当に感動でした。




それから、お手製のニンジンジュースを飲んで!これがまたおいしい〜
おいしいパンを薪ストーブの上で焼いて食べる。ひと仕事した後の朝食は
ゆったりした時間が流れますね。そこからヤワヤワと畑や田んぼに出発です。


ちょうど米の収穫の時期にお邪魔させてもらいました。




ハサがけして乾燥していた米を脱穀していきます。
それを玄米にして、それから精米の作業。
無農薬で作られているお米です。無農薬なので、育ちにバラツキがあったりしますが、
とても立派に育っていました。ここまでくるのに色んな苦労があったんだろうな、、
育てている人の収穫の喜びの笑顔がとても印象的でした。


今日の食卓にはたくさんのおかずが並びました。
それでは、みんなで新米をいただきま〜す!!!




いや〜ほんとにおいしい!ありがたい気持ちでいっぱいになる。涙

生きるために食べて、食べるために動いて。というシンプルなことが実感できました。
お金中心の暮らしの中で忘れていたことのような気がします。ありがとう。