2014年3月31日月曜日

自然育苗

長野の安曇野へ、自然育苗の講座に行ってきました。
先生は自然に添った栽培を実践、普及されている竹内さん。




いかに自然に近づけて育てるか?


育苗は人間で言えば赤ちゃんを育てるようなものなんで
植物にとってもすごく重要でデリケートな時期です。

本来は植物から種が落ちて、発芽の条件が揃うと自然に芽を出します。
だから、人工的に自然な条件を作り出してあげなければなりません。


例えば、ナスはインド原産で暑くて朝晩の気温差があるのが自然。
温かくするのはもちろん、あえて温度変化をつけることで自然に育っていきます。
これは、育苗を終え畑に出た時にも大きく影響していきます。
不自然に育った苗は最後まで不自然。ずっと手を加えてあげなければいけません。



人工的に自然をつくり上げることは難しく色んな矛盾もありますが、
それを乗り越え、自然とは何かと考えながら手を施す作業は
人間が植物に歩みよる、大切な第一歩だと思いました。