綿花。
知人が活動している無農薬綿プロジェクトに共感して、
今年は綿を育てています。
綿は写真の白い花と紫のきれいな花を咲かせるんですね。
一株から二色の花を咲かせるからおもしろい。
ところで先日『ヴァンダナシヴァのいのちの種を抱きしめて』
という映画を見てきたんですが、
インドの活動家ヴァンダナシヴァさんの話をまとめたような作品で
これがすごくよかった。
ヴァンダナさんの言葉で色々なことが再確認できたり、つながったりしました。
彼女の活動は財閥を敵に回す取り組みなので、すごく危険なんだけど、
僕も敬愛するガンジーの思想が根底にあり、非暴力、愛をもって
世界のおかしな仕組みに抵抗する姿に感動しました。
この映画で、遺伝子組み換えのことについて触れていますが、
今インドを始め世界的に遺伝子組み換え作物が存在しています。
遺伝子組み換え作物が人間や環境へ与える影響、
安全性については僕は詳しく分かりませんが、
こんな不自然なものを体にとりいれる気には全くなりません。
もともと自然界にないものを作り上げる必要性はどこにあるのでしょうか。
安全です!というのは、いつも嘘ばかり。
また、誰かのお金儲けのためなのでしょうか?
そして、驚いたのが僕らの着ている服です。
日本の綿はほとんどがインドからの輸入に頼っています。そして、
インドの綿の96パーセントが遺伝子組み換え作物なんだそうです!!
いくら食べていなくても体に触れるもの、しかも知らず知らずのうちに
遺伝子組み換えの方にお金を流してしまっていたのです。。
これはもう悲しい事実ですね、、
今年、八百楽で採れた綿は
服を作っている友達に渡して靴下や服を作ってもらう予定でいます。
自分たちの周りで、自給することができれば、物やお金が回っていくことが
やっぱり良きかなと思います。すこしづつでもそういう方向に動いていくのが、
ヴァンダナさんの言う、“抱きしめること”なんだと考えています。
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